函館市 函館市地域史料アーカイブ

南茅部町史 下

第七編 産業 第四章 商工業 第一節 商工業 商工会 

 管内では森商工会が昭和二六年に設立されていた。
 昭和三五年、商工会法の改正に基づき同一〇月、八雲商工会が設立される。続いて松前・福島など管内の町村にも商工会が設立された。
 南茅部町では産業課により、昭和三六年二月一四日、商工会設立の基礎資料として、町内の小規模事業者調をおこなっている。
 
 小規模事業者  総数三四二(南茅部町・昭和三六年二月調)
日用・食料品 一三四     豆腐    五     鮮魚   一六
衣料       九     仕立    四     製綿    二
古物       九           三
魚針       二     靴     二     畳     一
飲食       九     旅館   一三     興業    三
自転車     一一     電気    八     運送    六
時計       三     写真    二
医薬       二     理髪   一六     美容    六
水産加工    一六
鉄工・鍛冶    五     板金   一〇     採石    一
製材       九     薪炭   一〇     建築   二三
 
 五月一七日、南茅部商工会設立発起人会議をもち、七月三日、安浦白旗会館で創立総会をひらいた。会長に小川信太郎を選出して、事務所を臼尻一一九番地に置いた。
 八月四日、知事の認可(三六商第一五一六号)を得て八月一五日、設立の登記を完了した。
 
  設立当初の役員
   会長   小川信太郎
   副会長  宮田孫助  山中勉
   理事   古俣肇   吉村政雄  西田熊蔵  前田秀夫  三条秀一  佐々木豊俊
        中島繁   坂本鉄雄  蛯谷栄三  奥徳次郎  熊谷喜久治  二本柳福好
        浜谷徳雄  成田幸一  青山清八郎
   監事   半田栄太郎  上山勇
 町内の商工業の発展と事務の円滑な取運びのために、商工会に事務長を置き、経営指導員のほか職員を置いた。
 
  昭和39年11月 4日  税務指導所を開始
  昭和41年 8月18日  労災保険事務組合認可
  昭和43年 7月15日  商工会総会制認可
  昭和48年 9月30日  商工会事務所(産業会館)新築
  昭和49年 4月    町特別融資制度を設け、町から一五、〇〇〇千円の借入を受け、六〇、〇〇〇千円の枠で町内商工業者の金融の円滑化を図った。
  昭和51年10月24日  一五周年の祝典を挙げた。
 
 商工会内部の機構(昭和五五年資料)として、大船・臼尻・安浦・川汲尾札部・木直に商業部会が置かれている。
 商工青年部・商工婦人部がそれぞれ自主的に活動をしている。また、水産加工振興協議会、建設業協会、鮮魚買入組合のほか商工貯蓄共済協同組合、法人会支部、税指導所、青色申告会、労働保険事務組合、退職金共済、火災共済、中小企業共済などの事務をとりすすめている。
  商工会歴代会長
   初代 小川信太郎  昭和36年8月就任
   二代 村井治三郎  昭和38年7月〃
   三代 上山勇    昭和39年6月〃
   四代 成田幸一   昭和46年5月〃
   五代 小川孝四郎  昭和47年5月〃
   六代 熊谷宏    昭和53年4月〃
   七代 楠美嘉保   昭和60年5月22日〃(現)

産業会館