函館市/函館市地域史料アーカイブ

南茅部町史 上

第六編 漁業

第一章 郷土の漁業

第四節 鰮・鰊漁業

鰊漁業

 一三歳のとき〓内藤の鰊網に雇われて、野田追の東、物岱(ものたい)(落部)の場所にいった。
 〓内藤では落部の東、茂無部でも鰊網をたてた。
 四月から五月の月まで行ってくる。四〇日ぐらいの漁期で、昔の金や八〇円から一〇〇円の歩方が配当(あた)る。
 各自(めいめい)、樽をもっていって、鰊の鮨を漬けて土産に持ち帰った。
 尾札部の〓秋本も、〓秋本でも追鰊をやっていたという。沿岸の多くの漁家が、春の事業として町外に進出していっていた。