函館市/函館市地域史料アーカイブ

南茅部町史 上

第六編 漁業

第一章 郷土の漁業

第四節 鰮・鰊漁業

鰮(いわし)漁業

 一〇月二〇日ごろから一二月末までを漁期とし、尾札部村は、川汲沖から板木沖までの水深三〇尋から五〇~六〇尋までの海域で操業した。
 臼尻村は、川汲村界から磯谷沖までの海域で操業し、時には水深七〇尋にも及ぶ。おもに海底の泥質のところといわれる。
 「網船」川崎船 幅八尺~八尺五寸(一一尺)二艘
         長さ七尋半~八尋(八尋三尺)
         一艘に一二~三人から一七~一八人乗
「枠船」持符  幅四尺六~七寸       七艘
        長さ五尋
        一艘に二~三人乗
「魚見船」磯舟 二人乗           一艘
(枠船 保津  幅六尺           八艘~一〇艘)
        長さ六尋
「汲船」磯舟と中船             六艘~八艘
「曳船」発動機船              一艘
(漁の大小により、おおいときには村中の応援もうけ、沖揚船・磯舟五艘ぐらい加える)
従業員総数四五、六人を要した。