函館市/函館市地域史料アーカイブ

南茅部町史 上

第五編 行政

第三章 町村の自治制

第一節 村政―新しい村政から合併まで―

鈴木村政

 臼尻村長から初代南茅部町長に当選した鈴木慶一は、明治四三年一月二七日、鹿部村に生まれた。
 昭和二年、庁立函館商業学校四年修了。同六年鹿部村書記補となり、一九年臨時召集で横須賀海兵団に入団、二〇年八月、終戦とともに復員し鹿部村役場に勤務。
 昭和二二年、初代臼尻村長北越村政の助役としてむかえられ、北越村長の辞任、道庁転補のあとを継いで二四年一二月、臼尻村長選に立候補、無競争で当選し村長に就任した。
 二八年一一月、二期当選、同三二年三期当選、戦後窮乏の村財政のなかで昭和三四年五月一日、尾札部村・臼尻村の二か村合併をなしとげ、同月二〇日、南茅部村長に当選した。
 同年九月一日、町制施行により町長となり、新しい町の基盤づくりに尽力した。
 (昭和四〇年市立道南青年の家所長、函館市社会保険事務所に勤務。昭和六〇年一一月勲五等瑞宝章に叙せられる)