函館市/函館市地域史料アーカイブ

南茅部町史 上

第五編 行政

第二章 二級町村制

第一節 二級町村制施行

二級町村

 二級町村制は、一級町村制実施についで、明治三五年に施行された。北海道特有の自治制度として、昭和一八年までつづいた。
 明治三九年四月一日、臼尻村と尾札部村に二級町村制が施行された。このとき臼尻村ほか一カ村(熊村)は、臼尻村となり村会が設置され、同じく尾札部村にも村会が成立した。
 二級町村制は、戸長と筆生がいる戸長役場からそれぞれ村役場とかわり、村長ほか職員は北海道庁(支庁長の権限)により任免された。村政執務の大要は議長、収入役、書記がおかれている。
 尾札部村の初代村長には明治三五年以来、尾札部戸長だった中野嘉平が任命された。
 臼尻村は、前年の明治三八年一〇月戸長に就任していた浅尾恒良が初代の村長に任命された。

初代 尾札部村長 中野嘉平(中野嘉弘提供)

 歴代村長
       臼尻村長                   尾札部村長
明治39・ 4・ 1 浅尾恒良(明治39・11・転出)   39・ 4・ 1 中野嘉平(明治44・6・17転)
  〃 11・30 上野 寛(明治44・ 4・19転出)
  44・ 4・19 森谷秀一郎(大正 2・10・28転出) 44・ 6・17 千葉忠次郎(大正元・12・25転出)
大正 2・10・28 吉川 迪(大正 7・10・25免)    2・ 1・10 宮崎喜一郎(大正3・12・7転出)
                          3・12・19 亀谷供次郎(大正5・5・10転出)
   7・10・25 大谷直枝(大正12・ 3・31転出)   5・ 5・16 入江節雄(大正11・10・5没)
                         11・12・27 斎田己之助(大正13・4・19転出)
  12・ 4・ 1 亀谷熊次郎(大正15・ 3・23免)
                         13・ 6・ 4 宮崎恭亮(大正14・6・30転出)
                         14・10・20 長谷部慶吾(昭和5・12・18転出)
  15・ 3・23 千葉松蔵(昭和 3・ 2・29免)
昭和 3・ 2・29 藤原覚因(昭和 5・12転出)
   5・12・ 8 山本勇作(昭和 7・ 4・転出)    5・12・18 田中翁正(昭和13・2・20歿)
   7・ 4・26 花輪 実(昭和 8・ 1転出」
   8・ 1・31 斎藤益之(昭和 9・ 7転出)
   9・ 7・ 6 宇野与三五郎(昭和15・ 4・19転出)
                         13・ 2・26 荒木亀雄(昭和20・4・20転出)
  15・ 4・19 鈴木丑之助(昭和18・ 5・28転出)
  18・ 5・28 東出快次郎(昭和21・11・ 7免)
                         20・ 4・20 藤本卯太郎(昭和21・11・7免)
 
昭和22・ 4・30 北越栄三(昭和24・11・16退職)  22・ 4・ 7 杉谷梅一(昭和34・5・12退職)
  24・12・20 鈴木慶一(昭和34・ 5・12退職)
                         26・ 4・24 二選
  28・12・20 二選
                         30・ 5・ 1 三選
  32・11・21 三選