函館市/函館市地域史料アーカイブ

南茅部町史 上

第四編 戸口と地名

第二章 地名

第一節 地名の歴史

臼尻村字名改正

 大正九年五月、臼尻村・尾札部村は各村の土地連絡図作成の調査事務に着手し、同年一〇月その完成をみた。調査事務には、つぎの人々が当たった。
 
               臼尻村    尾札部
         調査班長 技手 高島 政治     高島 政治
         調査員  同  播  次郎  技手 幸林 文作
                 田中 武彦     播  次郎
                           小田 保爾
                           岡本  要
             事業手 小畑謙太郎  同上 大沼 喜一
                           小畑謙太郎
        臼尻村土地連絡原図 図葉総数  五三葉 一、二〇〇分之一
        尾札部村土地連絡原図図葉総数 一一四葉 一、二〇〇分之一
 この地図は単に「連絡図」とよばれ、村役場備付の基本台帳として用いられた。
 
 2 臼尻村字名
 明治一一年地券創設より昭和一六年七月一五日字名地番改正まで使われた臼尻村の字名(大字・小字)は、大字は二字、小字の総数八二字、筆数総数三、〇八九筆であった。
大字臼尻小字三七字一、七二一筆
 臼尻地区小字二八字一、一六三筆
 板木地区小字 九字五五八筆
   
 臼 尻 四六八筆
   板 木二九五筆
   板木野一九八筆
 臼尻 一五〇筆
 垣ノ島 一二二筆
 大 船 五二筆
 浜 中 四六筆
 冷 水 四四筆
茂佐尻野 三七筆
大凧 三三筆
 板木精進川三一筆
チサンケ沢 二六筆
佐 尻 二五筆
横 澗 二四筆
赤助川 二四筆
二艘澗 二四筆
ベコ道 二二筆
  板木前浜一六筆
葡萄岩 一五筆
ダラダラ橋 一四筆
浜中野 一〇筆
  精進川野七筆
仲 歌 五筆
    精進川四筆
 板木精進川野四筆
丸山沢 四筆
入久沢 四筆
臼尻前浜 三筆
メコバノ沢 三筆
 板木深井沢二筆
力べ坂 二筆
中ノ島 二筆
 板木冷水野一筆
浜中野 一筆
チサンケ 一筆
大イカ 一筆
垣ノ島沢 一筆

 
大字熊小字四五字一、三六八筆
 熊地区小字三二字九八一筆
 磯谷地区小字匸二字三八七筆
   
 熊  二一三筆
 磯 谷二〇六筆
 歌 浜 一八八筆
    ビロ 九九筆
 前 山 九七筆
 金兵衛崎 六七筆
    太夫川 五二筆
 ボーロ五〇筆
歌浜前山 三四筆
 黒羽尻三一筆
 ケカチ浜三〇筆
ニツ川 二九筆
前山中ツ子 二五筆
 磯谷野二五筆
湯ノ沢 二一筆
  テッペ沢 二〇筆
 蝦夷一七筆
白井川 一六筆
   毛虫浜 一四筆
前山 一三筆
   枯木野 一二筆
中 浜 一二筆
 大棒沢一一筆
中ツ子 一〇筆
中浜ノ上 一〇筆
滝ノ沢 九筆
   枯木浜 七筆
湯ノ上 六筆
 白 岩五筆
冷 水 五筆
 高屋敷四筆
前山イリミ沢 四筆
中浜前山 三筆
村内 三筆
イリミ沢 三筆
 蹴勝浜野二筆
  ビロ 二筆
歌浜ノ上 二筆
 磯谷川向二筆
 磯谷冷水二筆
 ボーロ中ノ川二筆
土 橋 二筆
爺 川 一筆
勝 山 一筆
土 道 一筆

 
 3 臼尻村字名地番改正
 明治一一年以来、明治・大正・昭和まで公に使用されてきた大字名・小字名はおびただしい数にのぼり、小字の飛地なども入りくんで筆数ともに多かった。
 昭和に入って道庁の行政指導もあり、各町村で字名地番の改正がおこなわれた。
 臼尻村は昭和一五年、いよいよ字名と地番の改正をすすめるため、その事前作業にはいった。
 
     昭和一五年七月一三日 辰拓第三二一五号    拓殖部長    7/15 受公報第二二三七号
       「土地整理事業実施計画」ニ関スル件

一号表 土地細部測量調査 臼尻村長・支庁長提出(八月一四日)


二号表 字名改正地番整理調