函館市/函館市地域史料アーカイブ

南茅部町史 上

第四編 戸口と地名

第一章 戸口と名字

第一節 戸口

戸口の増減

 昭和六〇年三月二六日、南茅部町の人口は一万人を割った。中学・高校の卒業期であるこの月は、例年、進学や就職による転出、そのほか転勤などにより人口は動く。
 昭和一五年に一万人を超えて以来、戦争や町村合併などを経て四五年間、一万人の町であった。
 止むをえない社会情勢とはいえ、人口減は生産にも経済文化生活の上でも、大きく活力基盤の変化をあらわしてきている。
 生産力において、昭和一五年の何十倍かに発展したとはいえ、すくなくとも人口においては、四五年前の昭和一五年にもどったことになる。これを幼児・児童・生徒の年齢人口で見ると、大正初年の在籍数まで減少している。