函館市/函館市地域史料アーカイブ

南茅部町史 上

第一編 郷土の自然

第三章 生物

第三節 動物―鳥類・昆虫―

昆虫

 神経が発達しており脳が中心となっているが他の脊稚動物のようには発達しておらず、一つの刺激に対して一つの行動を起こしており、学習はほとんどなく知能は持っていない。刺激に対して一定の方向に行動する走性と本能によって行動している。
 神経とともに特殊な感覚も発達している。
 走性には光に対する走光性、化学物質に対する走化性、重力に対する走地性、温度に対する走温性、音に対する走音性、また、光源に対して眼の中で一定の角度を保って目標を定める目標走性などがあるが、昆虫は特に光やにおいに強い走性を示している。
 このほか採餌行動や繁殖行動など行動があるが、簡単な走性だけでなく、多くの走性が重り合った遺伝的な本能によって行動することが多い。