函館市/函館市地域史料アーカイブ

南茅部町史 上

第一編 郷土の自然

第三章 生物

第三節 動物―鳥類・昆虫―

鳥類

 海面より袴腰岳の標高一一〇八メートルまでの低山帯であるため、高さとの関係は北海道全体からみると共通の種類が多くなっている。やや高山性の鳥としてホシガラス、ハリオアマツバメ、アマツバメ、ビンズイ、キバシリなど、ホシガラスはハイマツのある森林限界に多くみられるが、他の鳥は平地に近いところでもみられている。海岸線近くに多くみられるイソヒヨドリなどは海抜約三〇〇メートル以下でみられ、オオルリも山麓が多い。スズメは人家の関係で二〇〇メートル以下であり、町の鳥は高度による差よりも環境による高度差となっている。海上ではミズナギドリ、アカエリヒレアシシギなどは海面でプランクトンや魚などを食べ、アビ類やカイツブリ類、海ガモ、ウミスズメ類などは潜水して魚などを食べている。