函館市/函館市地域史料アーカイブ

戸井町史

第八章 産業

第二節 戸井漁業協同組合の沿革

昭和二四、 六、一四  戸井漁業協同設立総会を開く。選挙管理人が伊藤直人となり、総会により次の役員が選出された。
 
   組合長理事  伊藤 直人
     理 事  丹羽 和八(館町)    水戸 忠太郎(浜町)
          伊藤 清太郎(浜町)   池田 六助(弁才町)
          金沢 長作(浜町)    金沢 藤吉(町)
     監 事  宇美 昌造(浜町)    佐藤伊豆之助(弁才町)
          金沢 久之助(浜町)
 
昭和二四、 六、二五  戸井漁業協同組合設立発起人の伊藤直人他四九名が同組合設立の申請を行なう。
昭和二四、 七、 一  北海道知事田中敏文の組合設立認可を受け、事務所は旧漁業会事務所におく。出資者は四七三名で、弁才町、町、館町、浜町の漁家をもって組織された。
   出資一口につき五〇〇円で、出資総口数は一、四一九口、出資総額七〇九、五〇〇円で同日出資第一回払込み完了事業の主なもの
  ①組合員の事業又は生活に必要な資金の貸し付け。
  ②貯金受入れ。
  ③事業又は生活に必要な物資の供給。
  ④共同利用に関する施設の整備。
  ⑤漁獲物の運搬、加工、保管又は販売。
  ⑥水産動植物の繁殖保護及び漁場利用施設。
  ⑦般だまり、船揚場の施設。
  ⑧遭難防止、漁船保険の幹旋。
  ⑨福利厚生の施設。
  ⑩水産技術の向上。
  ⑪団体協約の締結。
  ⑫債務の保証及び債権の確立。
昭和二四、 七、一二  水産業協同組合設立登記終了報告書を函館地方法務局宛に提出。
   登記の目的―戸井漁業協同組合設立登記
   登記の年月日―昭和二四年七月九日
   事務所―亀田郡戸井村字館町二一番地
昭和二六、 三、一一  役員改選により町金沢藤吉が組合長理事となる。
昭和二九、 四、一五  出資総口数 二、六六〇口
            出資金総額 一、三三万円
昭和三七、 四、一八  出資総口数 八、八九〇口
            出資金総額 四四四五、〇〇〇円
昭和三八、 三、一一  任期満了役員改選により館町丹羽和八が組合長理事となる。
昭和三八、 九、 一  海共第一〇四号、海共第一〇六号、海共第一二七号の共同漁業権行使規定が定められ、組合員の資格や漁業権の行使、漁業取り締り、違反者に対する措置が成文化されこの日から施行された。同日海共第一〇六号共同漁業権が北海道知事町村金五より免許された。
 
  歴代組合長
    初代  伊藤 直人   自昭和二四、 六、一四
                至昭和二六、 三、一〇
    二代  金沢 藤吉   自昭和二六、 三、一一
                至昭和三八、 三、一〇
    三代  丹羽 和八   自昭和三八、 三、一一
                至昭和四〇、 四、二五
 
  事業内容 自昭和三九年四月
       至昭和四〇年三月
   信用事業
     貯金 五三、〇六五、〇〇〇円
     貸付 二六、一五〇、〇〇〇円     初代  伊藤 直人
   販売事業
     製造販売 六九、六七〇、〇〇〇円
     鮮魚販売 八二、六二〇、〇〇〇円
   購買品供給計画(益金六一四、〇〇〇円)
     漁業資材 六、二五〇、〇〇〇円
     生活物資 三、〇五〇、〇〇〇円