函館市/函館市地域史料アーカイブ

恵山町史

第6編 教育

第4章 教育委員会

第2節 恵山町教育推進計画

 『恵山町教育目標』
 一 郷土を愛し、未来をきずく 心身ともにたくましい人
 二 自然に親しみ、思いいやりのある 人間性豊かな人
 三 自ら進んで学び、生きがいのある生活をめざす、創造性あふれる人
 四 産業の発展と、文化の向上に努め、国際性を高める人
        恵山町教育委員会 平成四年(一九九二)十二月五日制定
 
〈恵山町教育目標の解説〉より
 一について、郷土の未来をきずき、更に二一世紀の日本を支えるためには、まず心身の健康が何より大切です。科学の進歩とともに、物質的な豊かさはあったが、個人の生命は必ずしも安全とは言えない面があります。また、身体的、精神的なもろさが目立ち、さまざまな障害や弊害をもたらしています。
 二について、物質的な豊かさは、精神的な能力を退行させているという現象が生まれています。幸い恵山町は、雄大な自然、その恵み、そして厳しさ等々、自然はさまざまな条理を教えてくれます。自然を愛し、慈しみ、感性を高め、動植物や人間相互の思いやりの気持ちを養い、豊かな人間性を育ててくれます。
 三について、これからの教育は『生涯学習』を考えなければなりません。学校教育もこの生涯学習の一貫として捉えるわけです。そのためには自ら学ぶ意欲「自己教育力」の育成が何より大切です。常に創造的な、思考をすることこそ人間にとって必要なことなのです。
 四について、先人の残した偉大な歴史、伝統、文化を理解し、継承・発展させるとともに、これからの町の産業の発展を期するよう、努力することが必要です。そのためには、目を広く外に向けて、視野を広め、巾のある考えをもつ、国際性豊かな人間となることが大切です。
 
 なお、第3次計画では恵山町教育目標設定から10年経過していることから、目標の文言は踏襲するが、その解説について、新たに解釈を加え文章の整理をしている。