函館市/函館市地域史料アーカイブ

恵山町史

第5編 交通・通信

第1章 交通

第9節 戦後の陸上交通

7、戦後のバス交通

 函館からの郷土への定期バスの運行は、昭和4年日浦を皮切りに、道路の改良とともに、同5年大澗、同7年古武井(役場前)、同12年恵山(温泉)と順次延長されてきたが、これより先の御崎地区へのバスの運行はなく、戸数凡そ100戸、人口620余人(昭和30年代)風光明媚な恵山火山の懐に天然湧出の温泉を擁しながら、長い間不便を強いられてきた。
 この間、村は地元住民のバス運行の強い願いを受け、村道の改良工事を極力進め、昭和31年函館バス株式会社と折衝、この年の5月8日、恵山・御崎間がようやく営業路線として認可された。そして、6月1日、歓迎アーチと子供等の振る歓迎の日の丸の小旗のなか1番バスが到着した。日浦にバスが乗り入れてから実に24年目のことであった。

昭和31年(1956)6月1日、1番到着バスを祝う御崎の人々 (この写真は現在も御崎会館に飾られている)