函館市/函館市地域史料アーカイブ

恵山町史

第4編 産業

第3章 鉱業

第1節 鉱業のあゆみ−硫黄

4、古武井硫黄鉱山の操業(後期)

 最盛期東洋一といわれた古武井鉱山の生産高が、実際にはどの程度の規模であったのか、本道の他の規模の大きな硫黄鉱山と比較して見る。
 古武井鉱山を除く、操業期間の総生産高が1万トンを超えている鉱山は、次頁(表)の5鉱山であり、幌内・岩尾登が群を抜いている。これと比較して181,014トンの総生産高を上げた古武井硫黄鉱山の規模が理解できよう。なお、古武井を含む生産高上位3つの鉱山はいずれも三井鉱山が経営権をにぎっている。その三井鉱山が、古武井鉱山を買収するに当たっての興味ある社内報告が三井事業史に掲載されている。