函館市/函館市地域史料アーカイブ

恵山町史

第3編 行政

第2章 明治・大正時代の行政

第5節 大正期の行政

8、部長規則の改正

 村の行政(役場の仕事)の最先端の仕事を受け持ち、又、地域住民の声を汲み上げ役場や村会議員・村会に伝える役割を果たしてきた部長制度は、大正期に入り地域の実情などに照らし一部改正された。以下に、改正事項と歴任の各部落部長を記す。
 
『部長規則の一部改正』
大正四年(一九一五年)六月六日規則第一号発布
 第一条 二級町村第六条第一項に依り、処務便宜の為め、本村の区域を五部に分ち毎部に部長一名を置く(*従来は七部)
 第二条 部の名称区域左記の如し(*従来の部名称は一~七部)
  日浦部落  字日浦一円
  尻岸内部落 字尻岸内一円
  女那川部落 字女那川・メノコナイ・ヨリカイウタ一円
  古武井部落 字古武井・複線・青盤・中小屋・暗渠・旧山二股・元山・池田ノ沢・喜四郎沢・大滝ノ沢一円
  根田内部落 字根田内・磯谷一円
 
大正期の部長  この部長規則改定により従来の部長は免じられ、大正四年七月二十四日以降、新たに次の人々が部長に任命された。  (*は村会議員兼務、あるいは経験者)
 
日浦部落 部長
 ①東 三吉*(大正四・七・二四~一五・八・一四)
尻岸内部落 部長
 ①高橋常之助(大正四・七・二四~五・三・六死去)
 ②玉井長次郎*(大正五・三・一五~七・九・三〇)
女那川部落 部長
 ①福井平五郎(大正四・七・二四~七・九・三十)
 ②湊谷 保司*(大正七・九・三〇~一二・四・一二)
 ③野呂 梅吉(大正一二・四・一二~一四・一一・六)
 ④出戸仁太郎(大正一四・一一・六~)
古武井部落 部長
 ①河村 儀市(大正四・七・二四~八・一・一三)
 ②永田 長松(大正八・一・二三~九・六・一四)
 ③成田源太郎(大正九・六・一四~一〇・六・三〇死去)
 ④山田 長平*(大正10・7・30~)
旧山部落 部長
 ①田口角太郎(大正四・七・二四~七・三・三一以降旧山部落は廃止となる)
根田内部落 部長
 ①三好 吉松(大正四・七・二四~五・一一・二二)
 ②森清右エ門(大正五・一二・二五~)
 
部落割の改正  この部長規則は大正15年8月10日、村の人口増、とりわけ尻岸内・根田内部落の戸数増から、部の分割の要望があり両部落を2・3に分割、全村8部落にする改正を行い新たに部長を任命した。以下に新部落と部長名を記す。
 
 部落名    部長名           備  考
日浦     東 三吉・8月14日付で辞任   村会議員兼務
       東 島蔵
尻岸内西部  浜田 伊三郎         村会議員兼務
尻岸内東部  上田定右エ門
女那川    出戸 仁太郎
古武井    山田 長平          村会議員兼務
根田内西部  福沢 勝雄
根田内東部  高松 米吉
御崎     井上 軍治          村会議員経験者