函館市/函館市地域史料アーカイブ

恵山町史

第3編 行政

第2章 明治・大正時代の行政

第4節 尻岸内村2級町村制を施行

 『部落別戸数・人口』
 古武井部落の戸数・人口ともに突出している。これは備考にも記したが古武井硫黄鉱山(山懸・押野鉱山、明治45年には三井鉱山が買収)操業による442戸の寄留によるものである。また、女那川についても尻岸内川流域(荒砥)に鉱山関係者の寄留が含まれている。

『部落別戸数・人口』

 
 『住民出入りの状況』
 一口に言って流動人口が非常に多い。まず、他府県道よりの移入については、前に記したとおり古武井鉱山の操業による鉱夫等の鉱山関係者と、鉱山の盛業による商業関係者の移入も相当数あったと思われる。また、この時代、イワシ漁など網漁が盛んになり入稼者が増加している。他府県道へ移出については北海道が多く、これは春季のニシン漁場への出稼ぎが主なものであると推察される。
 いずれにしても、この時代、自然増とともに移入者の定着等により郷土の人口は漸次増加していった。

『住民出入りの状況』