函館市/函館市地域史料アーカイブ

恵山町史

第1編 自然

第2章 恵山町の気候

第3節 気候要素

 冬期間、降水量としては少ないが、降った雪の一部は融けずに積雪として積算されていくので、通常は2月に月最深積雪を記録することになる。最近30年間の函館における最深積雪は平均40センチメートルで、恵山町における最深積雪は、これより浅い値を示すと推測される。
 道南地方における最深積雪50センチメートル境界を『日本の気候図』(気象庁、1972)でみると、この雪国・非雪国の境界線は、下北半島の東端をとおり津軽海峡を北上、函館より亀田半島東部(砂原町付近)を縦断し、噴火湾から室蘭半島をかすめ、苫小牧市から日高の浦河町の海岸沿いに湾入し、エリモ岬西端側で太平洋に抜けている。この積雪50センチメートル境界区分図で、恵山町はもちろん非雪国の東端に位置しており、雪日数は平年で21日と少ない所である。