函館市/函館市地域史料アーカイブ

函館市史 銭亀沢編

第四章 生活と民俗の地域的展開

第六節 銭亀沢の口承伝承

四 ことわざ・俗信

 古川べりの端から悪い風邪がはやると「数珠まわし」がはじまる。大人が太い綱を持って歩く。町内をいっぱい見て歩いたあと汐の川から流す。「風邪の神さん飛んで行け。鰺ヶ沢さ飛んで行け」という。「鰺ヶ沢に住んでいる人もいるもの、迷惑だ」と話者は笑った。子どもたちや年寄りがちょっとでも触れば効き目があるというので各村々で数珠まわしをやったという。