函館市/函館市地域史料アーカイブ

函館市史 通説編2

第2巻 第4編 箱館から近代都市函館へ

第6章 内外貿易港としての成長と展開

第5節 商業機関の整備と米穀塩海産物取引所の成立

1 商業機関の整備

 明治22年から同29年までの函館商工会の存続期間中における活動の実績に関しては、『函館商工会沿革誌』に次のような数字が報告されている。
 
(1)、総会及び諮問会の開催回数 75回(議題86件)
(2)、役員会、部分会、委員会の開催回数 130回(議題356件)
(3)、諸官庁への建議、答申又は報告した回数 380件
(4)、内外の国公私商工業団体等との文書往復 3500件

 
 この数字が、他府県の商工会に較べて活発であったか否かは不明であるが、この内容をもう少し具体的に紹介してみたい。いま、函館商工会の主たる活動を整理してみると、
 
(1)、北海道庁、函館区役所等の諸官庁からの諮問に対する答申や建議、請願
(2)、同様に、諸官庁からの依頼による商工業事情の調査と報告
(3)、他府県、同関連団体との交渉
(4)、商工会独自の事業
 などに分かれていた