札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ

新札幌市史 第5巻 通史5下

第十編 現代の札幌

第三章 総合的な街づくり

第二節 市街地の拡大と都市施設の整備

一 市街地の拡大と再開発

 昭和五十五年(一九八〇)都市再開発法の改正により都市再開発方針策定が義務づけされた。札幌市は、五十七、八年度の二年間現況調査を行い、一号市街地、整備促進地区、二号地区を選定し、各地区ごとの再開発の目標または整備方針を定めた。六十年三月には「市街化区域および市街化調整区域の整備、開発または保全の方針」の一部として都市計画決定を行った。
 一号市街地とは、計画的に再開発が必要な市街地をさし、再開発の目標と土地利用、都市施設などの整備を定めた。都心、北二四条駅周辺、麻生、琴似、中央東、東本願寺周辺、西屯田北、桑園、鉄東、菊水上町、菊水、豊平の一二地区を指定した。整備促進地区とは、一号市街地のうち具体的な整備のための計画を策定した地区または今後策定しようとする地区のことで、整備目標と土地利用、施設整備などの方針を定める。都心中心、琴似中心、苗穂中央、中央東、中央東創成川右岸沿、国鉄桑園駅周辺、鉄東地暖プラント周辺、菊水一・一、豊平橋南の九地区を指定した。第二号地区は、整備促進地区のうち特に一体的かつ総合的に再開発を促進すべき地区のことで、整備目標、土地利用計画、都市施設の整備、面的開発等の具体的な整備内容を定める。札幌北口、北四西五、苗穂中央第二、旧永山邸周辺、国鉄桑園駅周辺、豊平橋南の六地区が指定された。その後、平成三年(一九九一)と十年に見直しが行われた。十年に見直されたものでは、一号市街地に都心ブロック、都心周辺ブロック、地下鉄沿線等および生活都心ブロック、整備促進地区には豊平川右岸、豊平川左岸、山鼻・曙、中央市場周辺、麻生・新琴似、篠路駅周辺、月寒中央、JR琴似駅北口、手稲駅周辺、二号再開発促進地区には、札幌駅北口、都心中心、中央東、苗穂中央、桑園駅周辺、豊平橋南、豊平中央、琴似中心、宮の沢駅周辺、手稲駅前が指定されている(札幌市都市整備局市街地整備部 札幌市都市再開発方針 解説編 既成市街地におけるまちづくり 平16・4)。