札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ

新札幌市史 第5巻 通史5上

第九編 大都市への成長

第九章 市民の文化と活動

第二節 音楽

一 新たな息吹

 合唱以外のジャンルは、楽器がなければ演奏できないため、戦前の活動レベルまで盛り返すまでには時間がかかった。その中にあってハーモニカは、昭和二十三年に札幌ヤマハバンドの結成をみて、いち早い復興を果たした。ヤマハバンドは三十三年まで毎年定期演奏会を開き、高い人気を誇った。そのほかに職場のバンドもあったが、三十年代なかばからは吹奏楽の時代を迎えて次第に退潮していき、ヤマハバンドも三十五年ごろ解散した。