札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ

新札幌市史 第5巻 通史5上

第九編 大都市への成長

第三章 札幌市の発展と街づくり

第二節 街づくり事業の展開

七 その他の都市施設

 し尿処理は戦争中から貯留槽による処理がなされていて、二十六年には第一処理場(琴似町十二軒)、第二処理場(豊平町平岸)、第三処理場(白石町上白石)、第四処理場(札幌村元村)、第五処理場(市内山元町)、第六処理場(琴似町新川)、第七処理場(新琴似村)、川沿町(川沿町八垂別)に三九槽、実容積一万九二五〇石あった(地名は昭和二十六年当時、清掃事業概要)。しかしこの貯留槽からの流出による河川汚染の問題(道新 昭26・11・15、30・2・13)や異臭、ハエの発生(道新 昭36・11・22)などの問題が生じ、処理場の建設に向かう。北海道内初といわれる北光処理場の建設をはじめとして、札幌市のし尿処理場は、以下のように四十七年で六カ所、予備貯留槽一カ所となっている。
北光処理場(北28東1)は処理能力一日九〇キロリットルで、三十年九月竣工、処理方法は加温式消化処理。雁来東処理場(雁来町206)は二〇〇キロリットルで、四十一年十二月竣工、加温式消化処理。雁来西処理場(雁来町206)は三四二キロリットルで、三十六年八月竣工、加温式消化処理。中沼北処理場(篠路町中沼46)は三〇〇キロリットルで、四十年十二月竣工、加温式消化処理。中沼化学処理場(篠路町中沼45)は、四〇〇キロリットルで、三十八年十月竣工、化学(薬品)処理。手稲処理場(手稲山口38-1)は三六キロリットルで、四十一年十一月竣工、加温式消化処理。予備貯留槽(雁来西処理場敷地内)は七〇〇キロリットルが三槽で、四十二年十二月竣工。


写真-3 「完成した北光し尿処理場」(北28東1)

 ゴミ処理場は焼却処理をする施設と埋立処理をする施設がある。焼却施設は、発寒清掃工場(発寒一〇八一)で、四十六年十月第一工場完成、一日三〇〇トンの焼却炉を設備している。四十七年から一日六〇〇トンの処理をする第二工場建設に着手した。その他にゴミ埋立地は、山本処理場白川処理場福移処理場中沼処理場東米里処理場定山渓処理場山口処理場の七カ所ある(清掃事業概要 札幌市環境局清掃部 昭48)。