札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ

新札幌市史 第2巻 通史2

第六編 道都への出発

第六章 宗教組織の確立と信仰

第一節 札幌神社の昇格と公認神社の急増

三 神社等の増加と公認神社の急増

 二十年代に公認を得たのは豊平神社丘珠神社の二社にすぎない。豊平神社は、十七年六月に発起者数名によって小祠を創建したのを起源とするという(北海道毎日新聞 二十四年十一月八日付)。豊平村総代人をつとめた阿部仁太郎が、郷里青森県猿賀神社の祭神上毛野君田道命をまつり、さらに山の神である大山祇命と農業神の稲倉魂神を合祀、二十一年に創立出願、二十二年二月に許可された。二十四年に八尺に九尺の社殿、二間に三間の拝殿を建築した。
 丘珠神社については公認前の前史は明らかではない。二十五年十月に天照皇大神を祭神として許可を得ている。