札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ

新札幌市史 第1巻 通史1

第二編 先史の札幌

第三章 縄文時代

第一節 早期・前期

一 遺跡の分布

月寒台地の遺跡

 昭和六十二年市立中学校建設に伴い、発掘調査された。遺跡付近にて月寒川ラウネナイ川が合流し、標高は三二~三八メートルである。組紐圧痕文・縄文・絡条体圧痕文が複合施文される土器が検出されている。
 その他月寒川、望月寒川に関連する地域では、縄文時代早期に属する土器等が試掘調査、分布調査にて検出された遺跡は、S三二九遺跡(白石区本通一三丁目北)、T七六遺跡(豊平区平岸四条一一丁目)があげられ、ともに組紐圧痕文・縄文・絡条体圧痕文等の複合施文された土器、微隆起線文・撚糸文・絡条体圧痕文が複合施文された土器、縄文時代早期特有の石器が検出されている。