札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ

新札幌市史 第1巻 通史1

第二編 先史の札幌

第三章 縄文時代

第一節 早期・前期

一 遺跡の分布

遺跡の立地

 野幌丘陵と一部は接するように連なる丘陵地帯で、平岸、月寒、西岡、羊ヶ丘、向ヶ丘と現在称されている地域である。月寒川、望月寒川を中心とし、さらにこれらの支流(吉田川、ラウネナイ川等)流域に遺跡が分布している。遺跡の標高は二〇メートル~一三〇メートルと幅があり河川の上流に行くにしたがって高くなり、野幌丘陵に立地する遺跡に比較して全体に高い。発掘調査によって縄文時代早期の土器・石器等が発見された遺跡は、一一カ所ありさらに分布調査等にて縄文時代早期の土器等が発見された遺跡は三カ所、総数で一四カ所が確認されている。また縄文時代前期の遺跡も発掘調査にて一カ所が確認され、分布調査で二カ所の遺跡が確認されている。