札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ

新札幌市史 第1巻 通史1

第一編 札幌の自然史

第四章 台地と扇状地

第二節 最終氷期の堆積物

 豊平川の流域、とくに、石山から定山渓にかけては、二~三段の河岸段丘がみられ、それぞれの段丘には砂礫や砂・粘土などの堆積物が乗っている。これらの堆積物は、かつての河床堆積物である(図8)。しかし、詳細な研究がないので、それぞれの段丘堆積物の特性や形成時代についてはよくわかっていない。おそらく、それらの一部は、前述した各地層に対比される最終氷期のものであることは確実である。

図-8 豊平川河岸段丘の分布