札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ

新札幌市史 第1巻 通史1

第一編 札幌の自然史

第一章 地形の特性

第二節 東部の丘陵地と台地

 月寒台地の東縁を刻むラウネナイ川厚別川にはさまれた台地である。この台地は月寒台地の一部と考えてもよいが、支笏軽石流堆積物によって形成されているので区分した。地形も小支流で刻まれ谷密度が高く複雑になっている。支笏軽石流は、焼山とその東南約四・五キロメートルの位置にある白旗山(標高三二一メートル)山塊との鞍部(現山部川流域)および白旗山山塊の東側を通って北方へ流下し、月寒台地の東縁に沿って台地を形成したのである。ここでは、山部川以北の月寒台地東縁部を清田台地とした。すなわち、清田団地(標高一〇五~八〇メートル、傾斜三度以下)、静修短大―北農試東側敷地(同八〇~六〇メートル、同三度以下)、月寒東一六~一八丁目(同六〇~四五メートル、同三度以下)、北野一~三丁目(同五五~四〇メートル、同三度以下)、南郷一八丁目白樺団地~市営バス白石営業所(同三〇~二五メートル)などが位置する台地である。この標高三〇メートル以下の平坦面は前述した白石面の延長に当たる。