札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ

新札幌市史 第1巻 通史1

第一編 札幌の自然史

第一章 地形の特性

第二節 東部の丘陵地と台地

 月寒川の西側、豊平区の西岡ゴルフ場北縁付近を南端として北へ延び、西岡地区・月寒中央地区を通り、白石区のJR白石駅付近まで続く台地と望月寒川をはさんで、南区の澄川南小学校付近から澄川五、六条の市街地、平岸霊園を経て、月寒公園の北縁、つまり、環状通りの豊平区役所付近までの台地を西岡台地と呼称する。この台地は南端付近で標高一四〇メートル、札幌大学付近で九五メートル、月寒中央通付近が六〇メートル、月寒中学校付近で四五メートルと順次高度を下げてJR白石駅では二〇メートルになる。細かくみると、西岡台地は、標高一四〇~一二〇メートルの平坦面、標高一二〇~九〇メートルの緩傾斜面(約三度)、標高九〇~七〇メートルの平坦面、標高七〇~四五メートルの緩い傾斜面(約二度)、標高四五~二〇メートルの平坦面に区分できる。白石本通やJR白石駅などがあるいちばん低い平坦面は白石面とよばれており、厳密には西岡台地と区別したほうがよいのかもしれない。
 この台地は支笏軽石流堆積物(第四章参照)によって形成されたもので、台地の縁辺部は望月寒川やその小支流によって細かく浸食されている。したがって、澄川地区の台地では平坦面がそれほど広くない。