札幌市中央図書館/新札幌市史デジタルアーカイブ

新札幌市史 第1巻 通史1

第一編 札幌の自然史

第一章 地形の特性

第一節 北西―南西部の山地

 豊平川中・下流地域の山々は、遠景のそれらとは異なり、起伏に富んだ地形を示している。これは地質の違いによるものである。中・下流の山々は鮮新世(五〇〇万~一八〇万年前)の安山岩、あるいは後期中新世(一〇〇〇万~五〇〇万年前)の安山岩溶岩や火山砕屑岩などから構成されている。
 代表的なものをあげると、天狗岳(一一四五メートル)、小天狗岳(七六五メートル)、烏帽子岳(一一一〇メートル)、百松沢山(一〇三八メートル)などや市民に親しまれている藻岩山(五三一メートル)、円山(二二六メートル)、三角山(三一一メートル)、南区藤野スキ―場の三つの山などである。