五條市教育委員会 中家文書調査報告書

奈良県五條市の五條・新町地域は、平成22年12月に文化財保護法に基づいて「五條市五條新町伝統的建造物群保存地区」の選定を受けたが、この地域の基盤は城下町・宿場町・陣屋町の三要素が組み合わされ形づくられた。五條二見藩(慶長年間)、伝馬制(寛永年間)、代官所(寛政年間)のそれぞれの成立がその契機である。中家文書はそのうちの伝馬所(馬借運営)に関する文書を多く含んでいることを第一の特色としている。これらは、五條・新町を中心とした人々が地域振興の命運を懸けて奔走した様子を今に生き生きと伝えている。また、陣屋元村である五條村の庄屋や幕領七万石余りの広い範囲を管轄する代官所の掛屋、御用達の職務に関わる文書は、五條代官所の機能や役割の理解に不可欠であり、吉野木材の仕法替え直後の口役銀制関係文書や天誅組の変に関わる文書なども多く含み貴重な文書群である。
中家文書調査報告書



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