折居 彪二郎 (おりい ひょうじろう) 1883.7.15~1970.4.27

23歳の時に大英博物館採集員の助手を務めたことから鳥獣採集家となりました。高い狩猟技術と繊細な標本づくりが内外の高い評価を受け、「東洋のオリイ」と呼ばれました。
外国人研究者からの依頼による採集が一段落したのちは、国内の動物研究者の研究支援を通じて、日本の鳥類学の発展に貢献しました。晩年はウトナイ湖の鳥類の調査、保護に尽力しました。
折居が製作した標本はイギリス大英博物館に収められ、ドイツ皇帝ウィルヘルム二世と二人きりで狩猟談義をしたエピソードが残っています。エゾモモンガ( 学名Pteromys volans orii )など、鳥類10種、ほ乳類7種に折居の名前が残っています。
自画像


<略歴>
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1883年 新潟県北蒲原郡笹岡村に生まれる
1899年 北海道・函館に移住
1906年 朝鮮に渡り、採集活動を手がける
1908年 中国山東省、千島に渡り採集を行う
1909年 満州興安領、樺太に渡り採集を行う
1911年 中国雲南省にて採集 ( 鳥類約1,700点・ほ乳類約400点 )
1913年 カムチャッカ
1913年 12月、函館から苫小牧村字植苗に移住
1921年 台湾~九州
1923年 琉球大東列島にて採集 ( 鳥類1,621点・ほ乳類600点 )
1926年 樺太シベリアにて採集 ( 鳥類1,200点・ほ乳類230点 )
1926年 北千島にて採集 ( 鳥類708点、ほ乳類200点 )
1929年 朝鮮にて採集 ( 鳥類1,942点、ほ乳類200点 )
1930年 ミクロネシアにて採集 ( 鳥類3,000点・ほ乳類1,000点 )
1932年 満州、台湾にて採集 ( 鳥類1,500点、ほ乳類300点 )
1936年 大東列島にて採集
1936年 北海道
1939年 北海道
1941年 中国山西省
1944年 北海道厚岸、根室
1948年 日本鳥学会より、功績を讃え表彰される
1958年 大日本猟友会より創立20周年を記念し、感謝状を受ける
1970年 老衰のため永眠。享年87歳


( その他の資料一覧 )
  ・ 年代・地域不明資料
  ・ 折居折居彪二郎以外の著作ほか